創業300年 浜田畳店 の日記
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福岡県畳工業協同組合 講演 2019/1/25
2019.02.06
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1月25日午後4時から、福岡県の都久志会館において、福岡県畳工業組合青年部の勉強会ということで、講演をさせて戴きました。 「職人目線でみる畳の歴史」というテーマで約1時間40分、青年部や親会の役員さんもお越しになり30数名のご参加を頂きました。 普段、畳の歴史と言えば多くの学者が調査した歴史の話はよく聞きますが、今回はそれをもっと職人目線で掘りおこし、書籍やネットで絶対に書いていない話をさせて戴きました。 弥生時代と思われる一番古い藺草の筵が発見されたのが、この福岡県であったこと。草を編んだものや織ったものを組み合わせて畳が形成されていること。奈良正倉院に残る聖武天皇御床の畳の構造や、現在の敷布団や座布団に移行するまでの畳の話も説明をしました。それに加え今年行われる天皇即位の際に使用される畳、秋の大嘗祭の畳の説明。平安時代から安土桃山時代にかけて宮中や殿中で使用していた畳が庶民に使われるようになった経緯において、有職の畳を簡略化して現在の畳の造り方に変わったことなど。2時間近い話でしたが、皆さん真剣な眼差しでお聞き頂いたように感じました。 時間の関係で話そびれた内容も多くありましたが、聴講された皆さんには改めて畳の価値観を見直してくれたことと思われます。福岡県畳工業組合の今後の活躍に期待いたします。
