創業300年 浜田畳店 の茶室畳・有職畳
- ■カテゴリーなし
-
- 円形畳
-
一般的に、「畳は四角いもの」と決め付け感のある人が、三角、六角、八角などの畳を見つけると、「なんと面白い」と関心を持たれます。それらはいずれも多角形ですが、直線の集まりです。
しかし、この円形畳は曲線、それも真円であります。消費者が見たら、「丸い畳!」と言ってそれこそ、目を丸くされます。実際、日本中のどこを探してもめったにお目にかかれませんね。
それは、直線に連続模様で織られた紋様の縁生地を、丸く縁取りをしても、紋様が丸いままで、かたちを崩さず、勿論シワにもならない状況を作りだすのが職人の技術によるものです。
丸く縫っても、紋様を崩さず、シワにもならない円形畳。
消費者は勿論のこと、畳職人にとって秘密的な大変興味深い畳です。